理系学生の雑記

理系学生が思考の言語化をする訓練のために書くブログです。

批判で個性を出す人

「名作と呼ばれるものをこき下ろすことによって個性を出したい人」

これ、芸人の又吉さんが夜を乗り越えると言う著書で書かれていた表現です。

すごくしっくりときた表現だったのでここに記しとこうと思います。

 

僕の知り合いの映画通で、ある大ヒット映画を批判し、それが俺の価値だと気持ちよくなっている人がいました。

純粋に思ったことを批判するのならいいのですが、この人はまさに個性を出すために批判していたんだなぁと思いました。

なんだか、自分の個性を型にはめているように思え、気持ち悪さを覚えました。

偽りのボロが出てしまっては、魅力減ですね。

 

過去に感じたけれど考えがまとまらなかったことが、又吉さんの表現によって明確になりました。

映画「プレシャス」

なかなかハードな内容の映画でした。

しかしBGMや淡々とした描写で重くなりすぎないようバランスが取れているようにも思いました。

 

主人公の女の子を、「酷い家庭環境にも関わらず勉強が好きないい子」として単純に描くのではなく、チキンを食い逃げしたりファイルを盗んだり育ちの悪い面もしっかりと描いていたのがリアルでした。

また、主人公は学校にはずっと通っていたようでしたが、文章をまともに読むことができていなかったところから、文字を読み書きできるというのは当たり前ではないんだなと改めて思いました。

日本の識字率の高さってすごく誇るべきことなのかもしれない。

 

主人公は施設に入れたおかげで実家から離れて暮らせるようになりましたが、そのような社会的な枠組みは非常に重要だと思いました。

ただ、今回の話では幸運にもその施設見つけてくれた先生との出会いがありましたが、もし出会っていなければ露頭に迷っていても不思議ではないでしょう。

そのため、主人公のような子どもをできるだけ早い時点で把握し、手を差し伸べられるシステムが必要だと思いました。

それにはやはりソーシャルワーカーが家庭状況を認識しカウンセリングを行うという地道な支援が効果的なのでしょう。

教育水準の底上げなどの時間を要する対策以外ではなかなか思いつきません。。

 

主人公は、子供が2人、そのうち1人はダウン症HIV、人種差別など、今後様々な苦難が待ち受けていると思いますが、強く生きて欲しいなぁと思います。

明け方に寝て昼過ぎに起きる生活の気持ちよさ

僕は学生という身分のおかげで週の半分以上を明け方に寝て昼過ぎに起きるという生活をすることができています。

一般的にこのような生活はよしとされてはいません。
早寝早起きが健全な生活だと認識されています。
科学的にも健康的であるということが実証されていると思います。
でも、僕は今の生活がすごく好きです。
社会人になったら、13時出社の21時退社が理想です。

 

それはなんでなのかなーと考えてみると、一番の理由は早朝に起きるという行為は大変できついと自分が決めつけているということだと気がつきました。
夜中の方が調子がいい、静かだから集中できる、明け方まで起きていることに対する背徳感が気持ちいいという理由を思いついたのですが、どれもしっくりこず、結局頭の固さをなおせない言い訳を考えたに過ぎないのだなと思いました。

 

自分のなおしたい癖で、これが起因しているんじゃないかなーと思うものがふと思い浮かびました。

僕は朝スパっと起きることができないのですが、これも朝起きることは辛い行為だと思い込んでいるからだと思いました。
起きて顔を洗うと案外眠気も取れすっきり起きられるのですが、そこに至るまでが大変なのです。
まだ寝てたい、、もう少し寝られる、、起きるのがだるい、、
など色々なことを悩んでしまうのです。

朝目が覚めた時に何も悩まず布団から出られれば無駄な時間を減らせるのに…

 

思い込みと無駄な悩みを解消すること。
これが今の目標です。
悩まずに行動に移すってことを実践していくのが効果的なんだろうな。
でもそれがむずかしい。

ブログスタート

今日からブログを始めます。

文章を書くことは嫌いですが、始めることにしました。

 

そう思い立ったきっかけは、自分の将来において必要なスキルを考えたときに、自分の考えを言葉にして表現する力が圧倒的に足りていないと思ったからです。

 

周りの人々を見て、頭のいい人(単に勉強ができる人ではなく)はどんな人か観察してみると、皆共通して日本語の操り方が上手なんです。

じゃあなぜ上手なんだろうと考えると、当然といえば当然ですが、大量にアウトプットしているからなんですね。

そこで自分もアウトプットの機会を増やすべく、ブログを始めることを決意しました。

 

ブログを書くことで次のような効果が得られ、言葉で表現する力が養われると考えています。

 

・適切な言葉の選択を積み重ねることで、きれいな日本語を扱えるようになる

・伝わりやすい文章の構成を考えて書くことで、説明力がつく

・語彙が増え、考えることができる範囲が拡大

・文章、そして思考のパターンが定着し、頭の回転が早くなる

・他の文章を読むときに書き手の視点で読めるようになり、同じ文章から得られるものが増大

 

現時点ではひどい文章ですが、記事を積み重ねてましなものにしていきます。