批判で個性を出す人
「名作と呼ばれるものをこき下ろすことによって個性を出したい人」
これ、芸人の又吉さんが夜を乗り越えると言う著書で書かれていた表現です。
すごくしっくりときた表現だったのでここに記しとこうと思います。
僕の知り合いの映画通で、ある大ヒット映画を批判し、それが俺の価値だと気持ちよくなっている人がいました。
純粋に思ったことを批判するのならいいのですが、この人はまさに個性を出すために批判していたんだなぁと思いました。
なんだか、自分の個性を型にはめているように思え、気持ち悪さを覚えました。
偽りのボロが出てしまっては、魅力減ですね。
過去に感じたけれど考えがまとまらなかったことが、又吉さんの表現によって明確になりました。